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- 【アビスパ福岡】ファミリー来場増
▲アビスパ福岡の来場者数と売り上げの推移
Jリーグに所属するアビスパ福岡(福岡市)は、不動産業のアパマンショップグループから来た川森敬史社長が就任した2015年から増収が続く。スポンサー企業の拡大によるところが大きいが、来場者数の増加も下支えとなった。
2017年はJ2に降格したが、就任前の2014年から比べると1試合平均来場者数が1.8倍に増えた。来場者増を支えたのがファミリー層を狙った集客策だ。サポーターの平均年齢が41歳だったことから、タレントやミュージシャンを呼び子育て世帯を狙ったイベントをスタジアムで開催した。
だが、J1で過ごした2016年に比べると、17年の来場者数は2割強減少した。これは福岡の試合において、敵チームの来場者数が減少したことが大きい。ファンの動員力がある人気チームとの試合が多いほうが、来場者は増えるからだ。
「地元に誇りと活力を与えることがプロチームの存在意義。LS北見を見てそれを再確認した。だから我々も勝たなければならない」(川森社長)
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。
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