- Home
- エアビー、体験型民泊を拡大 「京都で茶摘み」楽しんで
エアビー、体験型民泊を拡大 「京都で茶摘み」楽しんで
- 2018/3/30
- 民泊
▲外国人も気軽に茶摘み体験できる
エアビー、体験型民泊を拡大 「京都で茶摘み」楽しんで
住宅などの空き部屋を観光客に貸し出す民泊の仲介サイトを運営するAirbnb(米カリフォルニア州)が、体験型民泊の提供に注力する。これまで東京・大阪で提供してきた体験型民泊を、神奈川県・千葉県・埼玉県・京都府・奈良県・兵庫県・滋賀県でも提供するとして、さまざまなジャンルの体験と宿泊施設の貸し出しをセットにして提供できる事業者(ホスト)の募集を強化する。
既に一部エリアでは体験型民泊の提供を開始している。お茶の産地として知られている京都府宇治市では、宇治緑茶の生産に携わるホストが茶摘み体験を提供。日本独特のゆるやかな傾斜を利用した茶畑で景色を楽しみながら気軽に茶摘みでき、ツアーの終わりにはカフェで抹茶や煎茶を堪能できる。
Airbnbは民泊仲介の世界的大手。当初は宿泊場所のマッチングを中心に行っていた。
2016年からは東京・大阪で地域に根差した体験型ツアーの提供を開始した。その地域ならではの体験を望んでいる民泊利用者の声が強まったことから、提供エリアの拡大に踏み切った形だ。
同社は今後、食や芸術、自然、スポーツ、歴史、音楽、ナイトライフ、健康関連など幅広い分野の体験ツアーのホストを募集していくといい、観光産業における「コト消費」重視はますます強くなっていきそうだ。
おすすめ記事
イトーヨーカドー春日部店 「クレヨンしんちゃん」のファン集う
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。
Follow
@int_ev_news