幕張メッセ 稼働率過去最高に

音楽ライブの開催が増加

幕張メッセ(千葉市)の2016年度の国際展示場稼働状況が、過去最高の見通しであることがわかった。15年度に1902ホールだったのに対し、今年度は2100ホールを超える見込みだ。開業2年目に達成した最高値1932.5ホールを大きく上回ることになる。

音楽ライブやアニメ・ゲーム関連のCtoCイベントの利用が急増したことが要因となった。同じく首都圏にある横浜アリーナとさいたまスーパーアリーナが、大規模改修工事のため使用できない期間があったことから、幕張メッセに需要が集中したとみられている。

音楽ライブやイベントの需要は年々増加している。15年度に幕張メッセで開かれた催事は284件あり、そのうち展示会・見本市の件数は22%だったのに対し、音楽ライブ・イベントは44%に達した。03年度はそれぞれ39%、28%だったことから、この13年で逆転した。

幕張メッセは02年に開業し、展示会・見本市の会場として広く利用されてきた。バブル経済の崩壊により00年度には1285ホールまで利用が落ち込んだが、ここ数年は景気回復から利用状況が改善している。

現在の稼働率は7~8割だというが、騒音の問題から展示会と音楽ライブを同日に開催することが難しく、少なくとも展示会・見本市の利用については頭打ちに近い状況とみられている。

幕張メッセ広報の森田氏は「展示会の利用が落ちているということではない。今まで大きな展示会だったものが分割されるケースも増えているので、開催件数自体はむしろ増えているのではないか」と話している。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

 

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