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▲市の公式アカウントは「@findyouryokohama」。市内の風景など3万8000件が投稿されている
横浜の魅力、インスタで海外へ フォロワー2万6000人、自治体トップ
神奈川県横浜市が国内外の観光客に向けて展覧会を開催する。市の公式インスタグラムに投稿された市内の風景などから優れた作品を選出し、展示する。
会期は3月15~18日で、会場は市内の「象の鼻テラス」。イベントタイトルは「Find Your YOKOHAMA」。市の公式インスタグラムで投稿された画像を展示するほか、インスタ映えする撮影法を紹介するワークショップも開く。一般ユーザーが投稿した市内の写真も展覧する予定で、官民一体で市内の観光をPRする狙いだ。
市がインスタグラムでアカウントを作成したのは2016年7月のこと。現在フォロワーは2万6000人に上っており、国内の自治体のアカウントとしては日本最大の規模に成長している。市がインスタグラムをはじめた狙いは、訪日観光客の誘致にある。「インスタグラムは画像や動画のみで他のユーザーに魅力を伝えることができる。言語によらないので、外国人にも横浜市の魅力を伝えることができると思った」と市は語る。
市には湾岸エリアのみなとみらいやベイブリッジ、中華街など有名な観光地も多数あり、インスタ映えしやすい。横浜市のタグを作成すると、一般ユーザーも市内の風景画像を投稿してくれるようになった。今ではタグ付けされた画像は3万8000件にまで増えたという。「シンガポールや香港など海外のアートイベントと連動させたキャンペーンなども行った。少しずつ海外に横浜を認知してもらえるようになっていると思う」と市は語る。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。