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新潟の地元食品アジアのバイヤーへの発信
- 2017/12/10
▲会場には日本海側企業のバイヤーなど1万人が訪れた
新潟の地元食品アジアのバイヤーへの発信
売れる市場を探せ
日本食糧新聞社(東京都中央区)などが主催する食品・機器の展示会「フードメッセinにいがた2017」が8~10日、朱鷺メッセ(新潟市)で開催された。食品・調理機器メーカーなど過去最多となる約450社が出展した。
来場者数は1万33人だった。出展企業は新潟県内の食品加工業者など北信越地方の中小企業。越後ブランドの米豚や阿賀野の有精卵を使用したプリン、新潟名産のこしひかりを使用した食品など地域色の強い商品がそろった。また、今回は海外の食品メーカーと日本海側のバイヤーをマッチングさせる狙いから、海外企業専用コーナーも設けた。イタリアやオーストリア、スペイン、ベルギーからワインや菓子などが出品されたほか、シンガポールと台湾の食品バイヤー15社を招待した個別商談会も開催し、活況を呈した。同展は農業における国家戦略特区として認定される新潟市の食品関連企業の販路拡大につなげるイベントとして、今年で9回目の開催を迎えた。地域特有の食品に関心を持つ関東圏のバイヤーや小売店からの関心が高まっていることから、出展者数は昨年より約100社増加した。主催する実行委員では新潟市、上越市、東京都中央区の3会場で出展者説明会と商談セミナーを開催し、広域にわたって出展者へPRした。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。