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▲コインランドリーやパーキングなどの投資商品に注目が集まった
名古屋地主コインランドリー運用に関心大
不動産投資市場で、コインランドリーやコインパーキングなど住宅以外の土地利用が関心を集めている。7~8日に名古屋で開催された地主、家主と不動産会社のための展示会「賃貸住宅フェア」には、空き不動産でコインランドリーを経営する専門会社が3社出展した。
また、コインパーキング運営会社も数社が出展し、駐車場経営の底堅さをアピールした。名古屋の不動産市場ではハウスメーカー各社に加え、投資用土地付きアパートを販売するシノケングループやインベスターズクラウドといった新興企業も営業を強化しており、貸家の供給過剰による空き家増加に対する懸念が高まっている。
コインランドリーやコインパーキングは住宅建築に比べ初期投資コストが低く、運用を始めやすく全国的に投資案件を伸ばしている。一方で、相続対策として資産圧縮を目指す地主の需要からアパート建築は今も堅調だ。今年は昨年よりも13社多い、85社111ブースが出展した。
賃貸住宅フェアHP:https://www.zenchin.com/fair2017_kaisai/
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。