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東横イン マルセイユで来春開業
- 2017/11/10
▲「東横INNマルセイユサンシャルル駅前」来春オープン予定だ
東横インマルセイユで来春開業
ビジネスホテルの東横イン(東京都大田区)は、来年春にマルセイユ市内にフランス第1号店「東横INNマルセイユサンシャルル駅前」をオープンする。マルセイユの経済開発公社からコンペ参加を促されたのが進出のきっかけだ。
近年のマルセイユの経済状況に、ビジネス宿泊施設の需要を見込んだ。顧客対象は現地フランス人や世界から集まるビジネスマンなど、日本人需要だけを狙ったものではない。
一方で、開発公社や観光局は、日本人の来仏に期待しており、日本語地図の作成や日本語対応できるスタッフの採用といった面でサポートを受けているという。建築許可や、ホテル開業までの手続きなど、日本との違いは多いが、制度が異なるだけで外国企業に対する特別な規制はないようだ。運営にあたっては、日本から常駐社員を派遣することはなく、45人のスタッフは全て現地で採用する予定だ。8階建ての建物に267室を用意し、シングルルームの場合で6000~7000円と日本と同程度の料金体系を想定している。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。