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24時間泳ぐ海底探索機
- 2017/10/12
- SUBSEA TECH JAPAN
▲深海3000メートルまで潜ることができる
形状はまさにミサイル。IHI(東京都江東区)は、無人で深海3000メートルまで潜り海底を探索する水中航走体を開発する。海底の地形や地質の調査、地下資源探索といった目的での使用を想定する。現時点の連続走行時間は24時間だが、海中内で無線充電する技術を取り入れ、潜行時間を延ばすことを目指す。
今年、海上保安庁から海底調査のために2機を受注した。1機あたりの金額は約5億円ほど。担当者は石油採掘施設のメンテナンス業務など、民間企業に向けた提案にも意欲を燃やす。(SUBSEA TECH JAPAN 9月13~15日@東京ビッグサイト)
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。