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カメラマンは頭上にいる
- 2017/10/12
- スタジアム&アリーナ展
▲「スタジアム&アリーナ展」にも出展した
特殊撮影のロボット(東京都狛江市)は、サッカースタジアムで、選手の頭上からボールを追いかけるように撮影できる「ロビーカム」の、日本販売ライセンスを持つ。試合前の円陣を組む場面や、センターサークルでキックオフする選手を頭上から撮影した映像は、ロビーカムの技術によるものだ。スタジアムの4点からつられたワイヤーをつたい、縦横無尽に動くことができるのが特徴だ。
スポーツスタジアムの展示会「スタジアム&アリーナ展」(9月12~14日@幕張メッセ)では、スタジアム保有会社に向けて、ロビーカムの常設販売を提案した。設置には測量も必要となり、レンタルの場合も常設と変わらない設置費用が必要だからだ。
会場では、数年前から海外で人気の撮影器具も展示した。高速で稼働するカメラを積んだアームが、スーパースローモーション映像を可能にするものだ。オリンピックに向けて、全国のスポーツ施設や撮影会社に売っていく。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。