静岡市 五輪見据え会議誘致を支援

▲ツインメッセの静岡の外観

静岡市が大規模コンベンションの誘致に注力している。(公財)静岡産業振興協会(静岡市)と(公財)静岡県文化財団(同)は11月17日、大規模コンベンション主催者を対象に市内の展示会場の見学会を実施する。2020年に開催される東京五輪に向けて、大規模コンベンションを市内に誘致したい考えだ。

見学するのは、展示面積約1万㎡の「ツインメッセ静岡」と約4600席のホールを備える「グランシップ」の2施設。両施設はJR東静岡駅南部に位置するイベント会場で、展示会や会議などに活用されている。施設間はシャトルバスが運行しており10分程度で行き来が可能だといい、2施設が送客などで連携することで主催者を支援する構えだ。

ツインメッセを運営する静岡産業振興協会の赤堀和義氏は「立地も近いため、相互に主催者の開催支援をおこなうことで誘致につなげたい」と話している。

静岡市は今年4月に国際会議などの誘致に向けて、イベント開催にかかる助成金制度を拡充した。3カ国20人以上の外国人が参加し、総参加者数が50人以上の国際会議を開催する場合に、外国人1人あたり1万円(最大100万円)の助成金制度を実施するほか、市内で開催される宿泊人数100人(100泊)以上の大会の開催について最大300万円の補助金を付与する制度を実施している。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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