農家と飲食店をつなぐ

  • 2017/9/26

▲創証(山梨県甲府市)松田憲氏(39)

希少食材求めるシェフ

創証(山梨県甲府市)は、農業生産者と飲食店をITでつなぐサービス「ツイデニー」を発表した。

農業生産者は作物を提供する。あるいは、発注を受けて、要望に応じた少数の珍しい野菜をつくる。山菜を採りに行ったり、遊漁船に乗って珍しい魚を捕まえて出品することもできる。

シェフや飲食店オーナーは手に入りづらい希少な食材を生産者にリクエストでき、「西洋野菜を30㎝のお皿に乗る長さで10個」という注文も可能だ。

生産者も飲食店も登録は無料でできる。取引ごとに10%の手数料が発生する。

会場では個人の飲食店をはじめ、希少な中華食材を求めて有名ホテルの総料理長とも話すことができた。「食品加工業者からの引き合いもあったのは意外だった」(松田憲氏)。

生産者の登録者数は従来の倍以上、シェフや飲食店オーナーとの新規取引も100件以上見込めるという。

サービスの本格的なスタートは10月からだ。「契約農家を単独で抱えることが難しい個人店に珍しい食材を届けたい」(松田氏)

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