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『ここに売りたい!』 端末がお知らせ 介護の手間削減
- 2017/9/26
▲小型のセンサー(写真下)を腹部に装着し、超音波でぼうこうの状態をチェックする
「もうすぐトイレの時間です」
端末を腹部に装着すると、ぼうこうの膨らみ具合を測定する。高齢者の失禁を防止するほか、トイレの誘導につなげる機器だ。開発はトリプル・ダブリュー・ジャパン(東京都渋谷区)。
ぼうこうの状態はスマートフォンやタブレット端末で確認できる。排尿の前などに通知する機能もある。
同社の新田一樹氏は「介護士が数時間おきに排尿状況をチェックし、トイレに連れていくが、そのタイミングでちょうど排尿できるとは限らず、あとになって失禁してしまうというケースも多い。こうした状況を防ぐため、介護職員の手間を省くツールとして認知を広めたい」と話す。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。