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「リフォーム産業フェア」 20回目8484人が来場
- 2017/8/10
- リフォーム産業フェア, 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
▲ドローンなど最先端の商品が出品
リフォーム産業新聞社(東京都中央区)は11~12日、東京ビッグサイトで「リフォーム産業フェア2017」を開催した。リフォーム会社や工務店、設計事務所などが参加する展示会で、今回で20回目。240社350小間が出展、8484人が来場したといい、昨年より約300人来場者が増えた。リフォーム会社向けに技術を売り込む企業も多く出展した。
大理石、木材・・・、仕上げ自在な床用染料
靴の補修材の販売代理店である国際技術貿易(東京都千代田区)は、リフォーム用ステイン染料「KEMIKO(ケミコ)」シリーズの施工加盟店の募集を開始した。コンクリートなどに染料を塗ることで、大理石や木材などさまざまな質感を表現できる。
染料は水性だが、コンクリートに含まれる金属と融合する性質を持っていることから、経年による劣化がほとんどない。加盟店には染料の製造元である米ケミコ社から施工方法のレクチャーが2日間にわたって実施されるため、誰でも加盟が可能だ。
価格は平米あたり1万5000円程度。住宅や店舗の床、駐車場など室内外問わず施工が可能で、現在は4店が加盟しているという。
同展には一昨年はじめて出展し、今回が2度目。同社のマイケル・J・フィンク社長は「施工会社が多く出展する展示会なので、加盟に関心を持つ人と数多く話ができた。こうした染料を売る場合には実際に施工したモノを見てもらわなければならないので、広告を出稿して加盟店が集まるというわけではない。今回2日間で数多くの人がブースを訪れてくれたので、会期後に営業して回り、契約につなげたい」と話した。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。