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NEW環境展 出展者13社増加
- 2017/6/26
- 日報ビジネス
▲産業廃棄物や環境関連事業者、自治体の来場が多く見られた
日報ビジネス(東京都千代田区)が主催するNEW環境展が、5月23~26日に、東京ビッグサイト東1~6会場で開催された。併催された地球温暖化防止展と合わせ、645社が2267小間を出展し、昨年から13社19小間増加した。
廃棄物処理展として1992年に始まったこの展示会は、廃棄物処理や解体工事に関わる商品に始まり、2000年にNEW環境展と名称を変えてから環境インフラ、水処理技術、土壌・大気汚染改善、バイオプラスチックなどのエコ商材と裾野を拡大した。
昨年はAIを搭載したロボットの出展が目立ったが、今年はIoTとして通信機能を持った機材などが並んだ。来場者には自治体関係者が多く見られ、地産エネルギーとして、廃木材をリサイクルして使用するバイオマス事業への関心が高かった。
展示会を担当する西村潤一氏は「業界として人手不足が深刻であり、無人化・業務効率化に向けた取り組みが関連企業の勝敗を分けている」と話した。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。