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日本M&Aセンター 中小企業支援で業務提携
- 2017/6/26
日本M&Aセンター(東京都千代田区)は6日、中小企業のビジネスマッチングを行うリンカーズ(東京都中央区)と業務提携した。近畿エリアの中小企業を対象に、経営支援コンサルティングやセミナーなどを開催するサービス「ものづくり承継ツール」の提供をはじめる。
サービスは大きく3つ。1つは地域経済活性化セミナーの実施だ。地域の企業や自治体が対象で、中小企業が持つものづくりの技術に対する大手企業からのニーズを紹介するなどし、企業間マッチングにつなげる。2つ目は企業の技術力分析や価値評価・経営課題に対するコンサルティング。3つ目は地域経済力のPR支援だ。
来年度以降をめどに全国に展開する予定。日本M&Aセンターが持つ全国500機関の産業支援機関や金融機関ネットワークを生かし、中小ものづくり企業の技術力を事業承継などの提案を通じて存続させる狙いだ。
リンカーズは2012年4月に設立したIT企業。開発パートナーや部品調達先、OEM受託先などをマッチングする「Linkers(リンカーズ)」を運営するほか、ビジネスマッチングサイト「eEXPO」も手掛けている。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。