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印鑑スキャナー 国内金融機関で導入始まる
- 2017/6/12
▲すでに韓国では2万台以上使用されている
韓国の株式市場KONEXに上場する指紋認証システム専業メーカーUNION COMMUNITYが製造する「印鑑スキャナー」は、印影をデジタルデータで保存する。三井住友銀行で、同社の技術をつかったスキャナーの設置が試験的に始まり、9月以降本格導入を予定する。
商品は2012年に開発され、これまでに韓国の主力銀行では2万台が導入されている。これまで印影の照合は、行員による目視で行われてきたが、データで照合する方が精度は確実に高い。「日本、韓国、中国は印鑑文化が残る数少ない国。金融機関、保険会社などに売り込んでいきたい」と日本営業チームの全光珍課長は話している。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。