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カメラに映ったものを認識 不良品検査で実用化
- 2017/6/12
- 韓国
▲カメラに映ったものが何なのかをAIが認識する
韓国のNeurocoms Incが開発した「Deep Runner(ディープラーナ)」は、カメラに映ったものが何なのかを瞬時に判断するシステムだ。例えば、カメラが人間を映せば人間がいることを認識し、犬を映せば犬がいることを認識する。
技術の一部は、部品メーカーの生産ラインで不良品の検品作業に採用されている。技術を支えるのはビッグデータとデータから答えを導き出す人工知能(AI)だ。端末は手のひらにのる大きさだ。市販のカメラとPCに接続し、プログラムをインストールすれば、映像の解析が始まる。この端末の販売価格は約8万円で、この他に利用目的に沿ったプログラム作成費用がかかる。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。