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カザフスタン「2017 アスタナ万博」に向け官民合同協議会
- 2016/11/8

日本館の展示は「エネルギーの最適化」
カザフスタンの首都アスタナで来年7月から開かれる万国博覧会(アスタナ国際博覧会)で、日本館はエネルギーの最適化をテーマに企画展示を行うことが明らかになった。11月7日に開かれた、第6回日本カザフスタン経済官民合同協議会の中で、万博の日本政府代表の中村富安氏が発表した 。
中村氏は、火力、水力、原子力、再生可能エネルギーの太陽光、風力がまかなう電力供給の現状と、水素、バイオマスなど次代のエネルギー源として期待される技術の展示を検討していると話した。
2017年7月10日から9月10日まで開催されるアスタナ万博は「未来のエネルギー」をテーマに掲げ、105カ国と7の組織が参加を表明している。
また、分科会に先立ち、全体会合では政官界の要人によるパネルディスカッションが行われ、エネルギーに一局依存だったこれまでの関係から、食品、農業、金融、医療といった分野での経済交流がカザフ側から求められた。日本側のモデレータを務めた丸紅の太田道彦副会長からは、観光産業の可能性についても触れた。
今回の合同会議は、ナザルバエフ大統領の来日に合わせて企画されたものだ。カザフスタンからは経済、政府、官僚の代表者122人も来日した。
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2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。