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観光伝道師にユーチューバー登用
- 2017/5/10
- ユーチューバー
▲岡崎市出身のユーチューバー「東海オンエア」
岡崎市若年層の観光誘致狙う
愛知県岡崎市は地元出身の男性6人組ユーチューバー「東海オンエア」を、昨年、岡崎観光伝道師に任命した。彼らの動画を見る全国のファンに対して、岡崎市の魅力を伝えるためだ。メンバーはYouTubeだけでなく、ツイッターやブログでも市の情報を発信した。
岡崎市の観光推進課は、従来の紙媒体やホームページによる発信では、未成人の若年世代に情報が届きにくいと考えた。そこで、中高生を中心にファンを抱える東海オンエアに、彼等から見た岡崎の魅力を届けることで、岡崎市の誘客につなげることを目指した。
また、自治体がPRのためにユーチューバーを活用した事例が少ないため、テレビや新聞等のメディアでも取り上げられることを期待した。結果として、岡崎市の2本のPR動画は80万回以上再生され、観光資源の知名度が上がった。また、メンバーが出演するイベントでは、これまで少なかった若い世代の集客がみられたという。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。