語る風景

  • 2017/4/14

体操の内村航平選手は、実は高所恐怖症なのだという。あれだけ高い鉄棒で華麗に技を決めるのに…とも思いがちだが、高所で「立ち止まる」ことに恐怖を覚えるのだという。

▼医者がいうには、高所で恐怖を感じるのは人間として当然の感覚なのだ。脳が危険を察知し、目まいを起こさせ、足をすくませることで身体へと知らせる。

▼だが、恐怖を乗り越えてでも見たいと思う景色が、高所にはある。本四高速(神戸市)は5月20~21日・27~28日に、高さ175mの瀬戸大橋の塔頂に上るイベント「瀬戸大橋スカイツアー」を実施する。来年4月10日に開通30周年を迎えることを受けたプレイベントで、昨年実施した際には全国から応募が殺到。参加倍率は13倍となる人気ぶりだった。

▼高所で覚えるのは恐怖か、感動か。いずれにしても、記憶に刻まれる経験となるだろう。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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