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- ドローン 赤外線カメラを搭載
▲フリアーシステムの赤外線カメラを積んだドローン
外壁の劣化を確認
赤外線カメラで、建物の外壁タイルの浮きや、太陽光パネルの発電量調査ができるという。このようなドローンの利用方法を展示したのは赤外線カメラの販売・保守を行うフリアーシステムジャパン(東京都品川区)だ。
赤外線カメラそのものは新しい技術ではないが、ドローンとの組み合わせで、できることは今も増えているという。「山道を空から赤外線カメラで当てると、温度差の違いから動物たちの獣道が明らかになることがわかった」と担当者は話した。壁面タイルの浮きや、発電していない太陽光パネル部分がわかるのも、温度の違いにより可視化できるからだ。ドローンと赤外線カメラの組み合わせがもたらす利用範囲は日々広がっている。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。