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記者の目(1)
- 2017/3/10
ヤマト運輸から悲鳴が上がった。配送物の受付制限を検討するという。自動運転のインフラが整い、無人輸送が実現するまでの道のりはまだ長い。しばらくは消費者と企業がコスト負担を調整しながら、今のシステムを続けて行くしかない。団塊の世代は、あと20年は元気だ。団塊ジュニアもあと40~50年生き続ける。サービスの受け手は減らないが、働き手は毎年減って行く。日経電子版に掲載されるAIが書いた記事を見ていると、我が編集部にもいずれ彼がやってくると思わずにはいられない。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。