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切手ファンの祭典 「スタンプショウ」
- 2017/3/29
▲切手ファンが7000人集まった
(公社)日本郵趣協会(東京都豊島区)が、主催する切手愛好家のためのイベント。新たな切手ファンの拡大も目指しているところだ。41回目となる今回の企画展示は、「切手でみるベルサイユのばら」だ。著者の池田理代子さんがデビュー50周年を迎えるのに合わせて、「ベルばら」にちなんだ切手が展示される。漫画の舞台である18世紀のフランスにちなみ、王女アントワネットをモチーフにした切手なども並ぶ。
玄人客の楽しみは希少価値の高い切手が出品されるオークションだ。100万円以上の値段が付く切手が出品されることも珍しくない会場には、毎回100人以上が集まり、その様子はオンラインで遠方の会員向けにも配信される。
毎年7000人が訪れる来場者の顔ぶれは、中高年が中心だが、最近は好みの切手を探しにくる女性来場者の姿も目立つ。「使うために切手を探す人や、最近はシールのように飾りとして使う人もいる」と長年イベント事業を担当してきた寺尾幸治は話す。毎年11月には、全国切手展が開催される。こちらは入場料が1000円に設定されているため、上級者の来場が中心となる。
スタンプショウ2017
会 期:4月21日(金)~23日(日)
会 場:東京都立産業貿易センター台東館
主 催:(公社)日本郵趣協会
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。