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長谷川遼平のイベント取材日記(11)
- 2017/3/28
2万5千円のセミナーに数百名
7月6~7日に「ラベルフォーラムジャパン2017」が開かれる。主催はラベル新聞社(東京都千代田区)。今年で6回目の開催だ。創業は1969年だが、展示会を開催するようになったのは2006年から。経営企画室の鈴木由紀子ゼネラルマネージャーによると「欧米でラベル関連の展示会を開催している企業から、日本での開催にあたって協力要請を受けたのがきっかけ。その後、当社が単独で開催するようになった」のだという。
同フォーラムは展示形式の商談会とコンファレンスで構成される。2日間で約20講座のコンファレンスは、1日券で2万5000円にもかかわらず、経営者層など数百名が参加するという。「業界トップの経営者などがトレンドを語る。ここでしか聞けない話なので、参加する人は多い」と鈴木氏。商談会としてだけではなく、情報収集の場にもなる。新聞社ならではの展示会の作り方だ。
不動産会社向けシステムを開発するシースタイル(同中央区)の川合大無社長は「展示会は顧客と直接話して動向を知る貴重な場」と話す。世の中の動きを知るためには、「とりあえず展示会場に行く」という習慣を身に付けておかなければならない。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。