マンションリノベ展を初開催

▲昨年開催時の様子

リフォーム・空港活用サービスも多数

(一社)日本能率協会(東京都千代田区)は11月15~17日、『Japan Home & Building Show 2017』を開催する。同イベントは住宅建材や設備、サービスなどが一堂に会する『ジャパンホームショー』を含む5つの展示会が同時に開催されるもので、会場は東京ビッグサイト。毎年約1200社が出展し、5万人の来場を見込む日本最大級の住宅関連展示会だ。

今回は初の試みとして、『団地・マンションリノベーション総合展』も開催する。室内リフォームから大規模修繕、建て替えや解体技術に特化した展示会で、耐震診断や水質測定器などの測定関連商材や空室活用に関するサービスなどが出展する予定だ。

初開催の背景には、物件の老朽化が加速していることが挙げられる。国交省によると、現在国内には築30年以上の区分所有マンションは129万戸あるといわれており、2033年には約447万戸にまで増加すると見込まれている。団地においても同様で、現在全国にある約5000カ所の団地のうち、築45年超の団地は291カ所あるとされている。こうした背景からマンション・団地の再生・リノベーションは急務とされており、家主や事業者向けのサービスはニーズが高いという。

会場はビッグサイト東1~6ホール。入場料は3000円(事前登録者は無料)。会場では専門家によるセミナーも開催される予定だ。

◇Japan Home & Building Show 2017
・ジャパンホームショー
・ふるさと建材・家財見本市
・トイレ・バス・キッチン空間・設備フェア
・団地・マンション・リノベーション総合展
・景観・ランドスケープ総合展
会期:11月15日(水)~17日(金)
会場:東京ビッグサイト 東展示棟主催:(一社)日本能率協会


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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