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映像でサインを着せ替え 98万円から
- 2017/3/15
- プロジェクションマッピング
▲大谷デザイン研究所の青田康史代表
プロジェクションマッピングを使ったサービス
商業装飾デザインのパルコスペースシステムズ(東京都渋谷区)と、大谷デザイン研究所(東京都千代田区)が、店舗やオフィスロビーの壁面サインとして、プロジェクションマッピングを使ったサービスを始めた。壁面サインにLEDプロジェクターで映像を当ててサインを目立たせながら、空間に動きを演出する。サイン制作費、LEDプロジェクター、映像コンテンツ、マッピングの調整を1つにまとめたパッケージプランを98万円から提供する。
映像は1本1分程度のコンテンツが70種類用意されており、好きなものを選ぶ。映像データはUSBファイルに入れるので、パソコンは不要だ。サインとプロジェクターの位置は設置工事の際に固定するため、後日のメンテナンスはほぼ必要ないという。展示会やショーウィンドウなどスペースがない場所にも設置できるプランも用意する。映像は後から変えることができる。映像だけを追加する場合は、15万円で提供する。
昨年秋から販売を開始し、企業の受付ロビーや、商業施設など既に15件以上で導入された。映像制作も担当する大谷デザイン研究所の青田康史代表は「70種類の映像は硬質なものからポップテイストのものまで幅広いものを用意している。コンテンツの質には力を入れている」と話している。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。