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コンテナ化された水洗トイレ
- 2017/2/17
▲ウォレットジャパンの遠藤吉勝社長
トラックで輸送できるコンテナ型水洗トイレ
ウォレットジャパン(北海道札幌市)が、トラックで輸送できるコンテナ型の水洗トイレを発表した。便器の組み合わせを自由に変えることができる。20フィートの通常サイズのコンテナの中に、個室トイレ5室、男性用小便器2台、洗面台4台、多目的トイレ1室の配置が可能だ。
国土交通省が建設現場での設置を義務付けた「快適トイレ」の基準を満たしており、個室は広さを確保し、水での丸洗いが可能だ。下水に接続すれば、汲み取りも不要となる。外壁となるコンテナの外面を塗装やラッピング加工することもできる。
現在のところ、販売のみでレンタルやリースは行っていない。遠藤吉勝社長は、東京オリンピックを念頭に、需要は高まるとみており、大規模施設やリース会社に販売を強化したい考えだ。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。