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プロジェクションマッピング受注好調
- 2017/2/16
- プロジェクションマッピング
▲「ストーリーの構築が一番大事なことだ」と話す世良靖氏
タケナカ 16年は大型案件だけで10件超受注
姫路城、太陽の塔、兵庫県加東市庁舎、鳥取砂の美術館、橿原神宮。タケナカ(大阪市)は、地域のランドマークに映像を映す大型のプロジェクションマッピングを2016年だけで10件以上受注した。観光施設や自治体が発注するものが多く、地域振興や観光客の誘致につなげるのが狙いだ。
立体的な対象物に映像を流すプロジェクションマッピングは2012年9月にJR東京駅丸の内駅舎の改修工事竣工イベントで使用され広く知られるようになった。映像のゆがみを補正したり3Dの表現に長けたソフトウェアの進化と、プロジェクターの出力が大きくなったことで実現した表現だ。
投影するコンテンツは、写真、映像、CGなどから製作する。CG製作する部分が増えると製作費は上がりやすい。だが、グループ会社のシムディレクト(大阪市)で映像コンテンツの製作を担当する世良靖は、「ストーリーの構築が一番大事なことだ」と話す。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。