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ガステック 世界を回るエネルギー業界の展示会と講演会
- 2017/2/10
▲dmgイベンツ・エナジー・ジャパンの古谷充弘氏
世界規模のエネルギー企業などが出展
天然ガスとLNGの世界最大規模の展示会「Gastech(ガステック)」が、4月に日本で初開催される。出展するのはシェル、BP、エクソンモービル、トタル、シェブロンといった世界規模のエネルギー企業や、造船、プラント開発、各国のガス販売会社などだ。各社の経営陣や、プロジェクト統括者による講演や座談会も44件企画され、世界のガス事業関係者が一堂に会する。
ガステックは1972年に始まり、毎回場所を変えながら各都市で18カ月ごとに開催される。ガスの買い手となる各国の電力会社、ガス会社から人が集まり、出展企業との間で大規模な取引を行う。イベントを運営するのは英国のメディア事業社dmgグループだ。
日本の窓口となるdmgイベンツ・エナジー・ジャパン(東京都港区)の古谷充弘氏によると、日本での開催を長い間出展企業が強く要望してきたという。日本の電力・ガス会社は世界最大のガスの買い手だからだ。東日本大震災以降、購入量は一層増えている。だが、これまでは会場の確保が難しく実現しなかった。
主催は東京ガスや日本の商社をはじめ、国内のエネルギー関連企業10社による共同体だ。出展者は600社を超え、4日間で世界から2万5000人が集まる見込みだ。資源供給国の大臣や政府関係者も多数来日するということだ。
Gastech(ガステック)
会 期:4月4日(火)~7日(金)
会 場:幕張メッセ ホール1~8
主 催:ジャパン ガステック共同体
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。