内田 加奈子 ダンスを見にきてね【Person】

ダンスを見にきてね

 成人してから始めたジャズダンスが、今や生活の中心といっても過言ではない。好きな曲に振り付けをして踊るフリースタイルで、友人と二人で自主公演を主催したこともある。会場を選び、サポートのダンサーを集め、曲を決め、振り付けをし、衣装を決めて、準備に半年間を要した。定員80人のスタジオには4回の公演で300人が集まった。

 レッスンが始まる前は、1時間をかけて入念にストレッチを行う。うまくなりたい一心で、体幹を鍛えるためにピラティスにも通い始めた。姿勢が良くなると声が通るようになり、MCの仕事にも良い影響が現れるようになった。

 大学卒業後は人材派遣会社に就職した。「派遣切り」の報道が過熱していた時期に、派遣契約の打ち切りをスタッフに伝える現場にいた。精神的に行き詰まり、世界を変えようと飛び込んだのが、イベント業界だった。コンパニオンから始め、MC・ナレーターの仕事が中心になったのは5年ほど前からだ。駆け出しの頃は、映像に合わせてしゃべるセリフがすべて飛んでしまったこともある。近くのブースで鳴った爆音に驚き、頭の中が真っ白になってしまったことも。

 就職したばかりの頃との変化に、一番驚いているのは彼女自身だ。


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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