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ファッションショーではなさそう…Tokyo Girls Collectionに集まる女性たち
- 2018/10/7
- さいたまスーパーアリーナ, アパレル・ファッション, 東京ガールズコレクション(TGC)
ファッションショーではなさそう…Tokyo Girls Collectionに集まる女性たち
さいたまスーパーアリーナは3階席の最上段まで女性で埋め尽くされた。中央にT字形のステージ「ランウェイ」が設けられ、女性モデルや芸能人が5時間にわたりアパレルブランドの服を着て歩いた。1つのショーが15分程度で終わるごとに、司会を務めるお笑い芸人の小籔千豊さんとアナウンサーの田中みな実さんが登場し、音楽ライブやスポンサーによる告知が挟まれる流れだ。
就職活動で知り合ったなおさん(19)とかりんさん(19)は来年春からアパレルブランドでの就職が決まっている。なおさんは初めて、かりんさんは2回目の来場だ。「奇麗なモデルさんがかわいい服着て歩くのを見にきた」と、なおさん。だが一番のお目当ては「TWICE」と「ゆず」。8000円のチケットを買って入場した。
姉妹で来た声優志望のねむさん(22)と大学生のりなさん(20)は、前回に続き2回目。目的は「真剣佑!登場した瞬間、涙が出た」(ねむさん)とのこと。自身もモデルとして活動する本宮菜子さん(18)が、初めてTGCに来たのは中学に入ったころだ。以来、常に会場に足を運ぶ。この日も母親と来場し、モデル仲間がランウェイを歩くのを目に焼き付けた。「私も歩きたい」(本宮さん)。お母さんの目的は「真剣佑」だった。
会場にはスポンサーブースも設けられた。ドトールコーヒー(東京都渋谷区)はコラボレーションしたアパレルブランド「SLY」の服を着たスタッフが、店舗で使用できる300円無料チケットを5000枚配布した。今回が6回目の参加で、回を追うごとにチケットの使用率が上がっているという。主力の「マイルドブレンド」を店舗では接点を持ちにくい若い女性たちに身近に感じさせることが目的だ。「アルバイト先としても検討してもらえるようになれば」(店舗運営統括本部・渡辺亜紀さん)
TGCには10代から40代まで幅広い女性たちが集まり、彼女たちが今一番見たいものがそろえられていた。
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国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。
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