北京・東京で「ネイルエキスポ」開催

▲「東京ネイルエキスポ」前回開催時の様子。写真提供:NPO法人 日本ネイリスト協会

北京・東京で「ネイルエキスポ」開催 

中国で市場拡大、若者に人気

11月20~22日、中国北京国家会議センターで香港博美集団展覧社が「北京ネイルエキスポ(China International Nail Expo,Beijing)」を開催した。
ネイルや美容関連の新商品、美容サロン向け設備や運営システムなど約100社が出展し、1万人が来場した。
ネイル市場は世界的に年率6%の成長を見せており、2019年までに90億ドルに成長するといわれている。

中でも中国では若者から中年層にまで利用者が急激に拡大していることから、海外から同展へ出展企業も増えているという。
今回は約30社が海外からの出展だった。

日本でも11月12~13日に東京ビッグサイトで「東京ネイルエキスポ」(主催:日本ネイリスト協会)が開催され、5万3439人が来場した。美容サロンの経営者向け展示会で、関連商品や設備などが出展。 会場では全国各地のネイリストが高い技術を競う「全日本ネイリスト選手権」が行われたほか、「ネイルクイーン授賞式」にタレントのダレノガレ明美が登壇するなどし、会場を沸かせた。

 

現在ネイル市場は美容業界全体における約2割を占めるまでに成長している。香港博美集団展覧社は「日本の化粧品メーカーなどは海外への進出先としてアジア諸国に注視している。特に中国は、米国などの先進国に比べて人口に占めるネイリストの割合が低く、かつ人口規模が大きいため、今後さらなる成長が見込まれる市場として海外からも関心が高まっているようだ」と話している。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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