▲患者のデータからVR空間に立体模型を作る

CTスキャンで撮影した画像データから、内臓の立体模型を仮想空間に作る技術を、医療機器ベンチャーのHoloeyes(東京都中央区)が「国際ホスピタルショウ」に展示した。手術チーム全員でVRゴーグルを装着すれば、患者個人の仮想臓器を術前に確認できるため、綿密な手術計画を立てられる。

現在はCTで撮影した断面画像から医者が患部を想像し、スケッチで記すのが主流だ。そのため、感覚に頼る部分が多く、チーム内の意識統一に限界があった。Holoeyesの技術は30分程度で仮想臓器を作ることができるため、医師にとっても手軽だ。すでに、都内の3病院で実証実験がされ、実用化を目前に控えている。

Holoeyes(東京都中央区)新城健一取締役

患者も自分の内臓を見ながら説明を受けられることから、手術に対する理解を深めることができそうだ。世界的にも新しい技術ということで、新城健一取締役は「誰もが気軽に使える料金設定で提供する。手術計画のインフラになるよう一気に広めたい」と話した。


国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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