ドローンを自動充電する格納ボックス

▲ブイキューブロボティクス・ジャパン(東京都渋谷区)の船津宏樹氏

2015年7月、台風11号の影響でJR西日本の和歌山支社管内で土砂崩壊がおこり、紀勢本線の線路が陥没し、一部区間が数日間不通となった。ドローンを持って職員は現場に向かったが、支社から事故現場までは片道180キロメートルあった。その上、内蔵したSDカードを回収しなければ映像はみられない。さらに、管理者が見たい画像と現場職員が撮影した内容が異なるなど、必要な映像を手に入れるまで、無駄な作業が繰り返された。

この教訓が、ドローンの管理運用を専門にするブイキューブロボティクス・ジャパン(東京都渋谷区)が、遠隔地でのリアルタイム映像配信を受託するきっかけになった。だが、現場にドローンを運ぶ作業は残った。船津宏樹が取り組むのは、ドローンを自動充電する格納ボックスだ。箱ごと遠隔地に設置して、遠隔地からドローンを起動操縦することができる。

製品が出来れば、災害時に緊急出動する人の負担が、大きく軽減される。同時に、日常を空から監視される不安もあるのだが。


国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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