省エネ技術探す研究・開発者が集まる @nano tech

 
  • 2019/2/25
nano tech(国際ナノテクノロジー総合展・技術会議)
会期:2019年1月30日(水)~2月1日(金)
会場:東京ビッグサイト 東4~6、会議棟
主催:nano tech実行委員会
運営:JTBコミュニケーションデザイン
出展者数:359社(海外197社)
来場者数:4万3622人(同時開催展含む)
併催:TCT Japan、ASTEC 先端表面技術展・会議、SURTECH 表面技術要素展、国際水ソリューション総合展、ENEX、Smart Energy Japan、電力・ガス新ビジネスEXPO、Convertech JAPAN、新機能性材料展、先進印刷技術展、JFlex、3次元表面加飾技術展

ナノテク最新技術の展示会

 「nano tech(国際ナノテクノロジー総合展・技術会議)」には、ナノテクの最新技術を求めて企業の開発担当者や大学の研究者が訪れた。同時開催の「SURTECH 表面技術要素展」と行き来する来場者も多かった。

▲高級陶磁器のノリタケカンパニーリミテド(名古屋市)

 会場で人気を集めたのは、省エネ化や環境対応、安全などに配慮した技術だ。コーヒーフィルターや壁紙に使用される湿式不織布を扱う廣瀬製紙(高知県土佐市)のブースには、中国や韓国でPM2.5関連のフィルターの需要が拡大していることを受けて、海外のバイヤーが多く立ち寄った。

 静電気で液体を霧にする技術をコーティングに応用したエレクトロスプレー法を展示したアネスト岩田(横浜市)の久保昌大主任は、「人体に優しい、滑りがいい、など色とは関係ない機能を求める声が多い」と話す。塗料業界最大手の担当者も多数訪れたようで、「来場者は多くないが、電子や医療、自動車などの確度が高い研究者と話すことができた」(久保さん)という。

 新商品を売り込むだけでなく、研究者との意見交換の場として活用する出展者も多い。高級陶磁器のノリタケカンパニーリミテド(名古屋市)の木内貴浩主事は「来場者のニーズや感触をつかむことが出展の一番のメリット」と話す。研磨剤メーカーのフジミインコーポレーテッド(岐阜県各務原市)も、新素材のリン酸チタンについて「想定外の貴重な意見が聞けた」(福原俊介さん)という。

 ただ、「来場者が減った」と感じる出展者も多く、昨年に比べて海外からの来場が減少したとの指摘もあった。米中貿易戦争の影響から半導体やハイテク市場が踊り場を迎えている影響を受けたとみられる。


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。


国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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