展示会場運営方式、契約期間に大きな差~群馬と愛知~

群馬の指定管理者制度 → 契約期間5年

愛知・コンセッション方式 → 契約期間15年7カ月

愛知と高崎で同時期に展示会場が開業するが、運営方式は異なる。群馬県は指定管理者制度、愛知県はコンセッション方式を採用する。どちらも民間に運営を委ねるものだが、契約期間などが大きく異なる。

群馬県の場合、契約期間は20年4月~25年3月までの5年間だ。募集要項では、指定管理者に5年分の指定管理料として6500万円を支払われることが明記されていた。4社連合は受け取りを辞退した。イベントを誘致した場合、イベント主催者から支払われる会場使用料は指定管理者の収入となる。設備の維持管理費用については、年間200万円未満のものが指定管理者の負担となり、200万円を超える大規模修繕に含まれるものは、県が負担する。

愛知県の場合、契約期間は2035年3月までの15年7カ月だ。運営会社は、運営権を得る対価として県に対して総額8億8200万円を一括で支払う。ただし、当初の5年間については、県が基金を設立して運営会社の損失を補填(ほてん)する。6年目以降は運営会社が単独で経営に当たる(ただし、県と運営会社が合意した目標収入よりも15%上振れ、もしくは下回った場合、その利益・損失は県に帰属する)。

愛知県は、1月に展示場の運営会社としてフランスに本社を置くGL events社を選んだ。世界で300以上の展示会を主催する展示会主催会社に、世界的な大規模展示会の誘致を期待したものだ。


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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