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- マイクロ波の専門家が産業界から集う
電波や無線に使われるマイクロ波に関わる研究者と技術者の研修会「マイクロウェーブワークショップ」と、関連事業者の展示会「マイクロウェーブ展」が、パシフィコ横浜で開催された。
来場者は、大学や企業の研究員や関連機材の工事に携わる技術者たちだ。セミナーは入門編から応用知識まで対象別に27講座が行われた。企業の技術者が知識の再研修を行う場としても利用される。展示会には112社191ブーが出展した。
毎年開催されるこのイベントは、今回が21回目だ。元々は4年に一度日本で開催されるマイクロ波の専門家が集まる世界会議「APMC(AsiaーPacific Microwave Conference)」を補完するものとして始まった。
次回のAPMC世界会議は2018年に京都での開催が決まっている。500~600人の研究者が発表を行うため、すでに、発表者を選別するための審査基準の策定準備が始まっている。
聴講者も含めると世界40カ国から1000人以上が来場する。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。