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一部改装で総面積4万㎡に
- 2016/12/20
完成は2021年秋の予定
名古屋市は名古屋市国際展示場(ポートメッセ名古屋)の一部を改修し、今よりも6000㎡拡大し、総面積4万㎡にすることを発表した。新展示場の完成は2021年秋を予定する。改装するのは第1展示館だ。第2、第3展示館に隣接する現在の場所から、道路を挟んだ向かいの敷地へ移転する。
新館は柱が全くない2万㎡の長方形の建物だ。音楽コーサートの利用にも応えられるよう天井高は20mとした。
また、建物内のどの位置でもステージが組めるようにフラットタイプの屋根が採用された。
愛知県をはじめ中部圏には10万㎡を超える名古屋ドームを除き、大規模収容できるイベント会場が少ない。新館は2万人前後が来場するライブイベントの開催が可能だ。
周辺では、19年秋に、愛知県が中部国際空港に隣接する常滑市に6万㎡超の展示会場を建設中だ。東京オリンピックの開催を挟んで愛知県では展示会場が一気に拡充されることになる。
現在の第1展示館は、新館完成後に取り壊され、来年4月にオープンするレゴランドの敷地として利用される。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。