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【カルビー】飲料・菓子 伸びる海外販売 海外売り上げ比率30%目指す
日本の農林水産物の輸出が増加している。農林水産省によると、2017年の農林水産物全体の輸出額は8073億円(前年比571億円増)で、5年連続の上昇となった。特に飲料や菓子など加工食品の伸びが顕著で、前年比281億円増の2636億円だった。
大手メーカーも海外進出を強化している。カルビー(東京都千代田区)は17年度の総売り上げのうち、11.5%を占める289億円が海外での売り上げだ。10年度には、わずか50億円(全体のうち3.3%)だった。
同社が海外事業に注力し始めたのは、9年7月にペプシコ社と提携したことがきっかけだ。現在は米国をはじめ韓国、香港、インドネシアなど世界各国で販売を強化している。
同社広報課の野原和歌氏は「当社の海外売り上げでもっとも大きいのがアメリカで116億円。今後も海外事業に注力し、海外売上比率を30%以上にまで持っていきたい」と語る。
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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。
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