minneのハンドメイドマーケット【主催者に聞く】GMOペパボ

 
  • 2016/11/30
▲手作り商品の販売会で作家の周りにできる人だかりを見たことが、阿部雅幸さんが事業を始めたきっかけだ

 「日本ホビーショー」と併催される「minne(ミンネ)のハンドメイドマーケット」は、手作り商品を販売することができるアプリ『minne』の利用者が参加するイベントだ。『minne』事業を立ち上げたGMOペパボ(東京都渋谷区)の阿部雅幸さんに話を聞いた。

minne(ミンネ)

 9月時点でアプリダウンロード数が650万件に達し手づくり作家の商品を販売するサイトの中で掲載作品数、作家数で国内最大。利用者の約90%が女性で、20〜40代の主婦やOLが大半を占める。

 また、スマートフォンでの利用者が9割を占める。販売される商品はアクセサリーと雑貨が多く、販売価格で2500〜4000円程度のものが多い。サービスの開始は2012年1月。


1カ月で400万円を売り上げる作家も

 『minne』事業を立ち上げたGMOペパボ(東京都渋谷区)の阿部雅幸さんは、手づくり商品の販売会で質の高い作品を販売する作家たちを見て、ネットの力で大きな市場にできると確信した。拡大した要因は3つあるという。

 1つ目は、作家層の拡大だ。今まで自分のためだけに作ってきた人たちが、売るための場の存在を知り作品を掲載するようになった。出品する人のうち、専業にしているのは1%程度で、大半は副業として利用する。

 トップクラスの作家になると月400万円を売り上げるという。注文が相次ぎ忙しくなる中で、専業にならざるをえなくなった作家もいるようだ。

 2つ目は、作家にとっての使いやすさだ。従来のECサイトは作家にとってハードルが高かった。決済システムやホームページ作成に費用がかかる上、作った後は集客対策を行わなければならなかった。

 3つ目は、素材が扱いやすくなったことだ。アクセサリー製作に使われる素材が、手芸店で安価に手に入れられるようになり、改良が進み完成までの工程も短くなった。

 『minne』で人気に火が付いた作家も現れた。2015年に『minne』のハンドメイド大賞を受賞したtorikotori(トリコトリ)さんの書籍は10万部を超えイベントには大勢のファンが集うという。


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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