不純物のないガラス試験管

  • 2017/10/12

▲二酸化ケイ素純度が99.9%の試験管

医薬研究室の要請で作製

ガラス製品輸入のネクサス(京都市中京区)が、二酸化ケイ素純度が99.9%の試験管とガラス容器を開発したのは、医療業界が薬剤に反応する不純物を排除した試験管を求めていたからだ。通常ガラスの二酸化ケイ素含有率は70~80%で、その他はナトリウムやバリウム、ホウ素の合成成分が含まれる。価格はおおむね、一般的なガラス製の10倍以上するが、創薬メーカーや研究施設などの需要を取り込むため、JASISに出展した。

創業11年の同社は、5年前から展示会への出展を強化している。「建築・建材展」、照明機材の「ライティング・フェア」、店舗用資材の「JAPAN SHOP」など、対象とする業種も幅広い。来年はアメリカの展示会にも出展する予定だ。

▲ネクサス(京都市中京区) 岩田堅司社長

「今回の商材は医療・医薬系を想定しているが、自分たちでは気付いていない潜在需要があるかもしれないと思いながら出展している」(岩田堅司社長)

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