- Home
- 記者の目(6)
記者の目(6)
- 2017/5/25
テレビのチャンネルを7局からしか選べなかったのは、いつのことか。ケーブル、BS、CS、オンライン、今ではスマホまでメディアになり、映像チャネルは増え続けている。だが、我々の生活が退屈や情報不足から解放される気配はない。偽情報の排除という雑用が増え、良質なコンテンツに対する欲求は一層強くなった。さて、会議場や展示場の新設着工が続いている。こちらもコンテンツ不足に苦しむ日がすぐに来るだろう。その時、良質なイベントだけが求められる厳しい時代が始まるのだ。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。