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その思い込み、間違っていますアクセスの良さをアピール
- 2017/5/10
- パシフィコ横浜, 東京オリンピック・パラリンピック, 東京ビッグサイト会場問題, 環境・エネルギー
▲パシフィコ横浜への移動による変化に四苦八苦する穂岐山部長
「『パシフィコ横浜は遠くてアクセスが悪い』との思い込みは、全くの誤りです。時間的にもアクセス頻度や広範囲からのルートの多さからも、アクセスの良さは十分です」
会場の営業資料のような文言が載せられたのは、(一社)太陽光発電協会(東京都港区)が主催する、太陽光発電に関する総合イベント「PV Japan 2017」のパンフレットだ。事務局を務める穂岐山孝司部長が掲載した。そのきっかけは、2015年までは東京ビッグサイトを会場としていたが、16年からはパシフィコ横浜へと移動したことにあった。
移動の理由は五輪問題を見越してのことだったが、会場規模は大幅減を避けられず、結果として出展者数も減少してしまう。また、慣れ親しんだ有明の地から離れることを恐れる出展者などからは「横浜なんて遠いでしょ。人が来ないんじゃないの?」とも。
「実際に調べてみればわかるけど、東京駅から電車で31分、新横浜駅から24分、羽田空港から30分しかかからない。横浜市の中心部にあるので繁華街もあり、観光もしやすい。むしろビッグサイトよりも立地はいいんだよ」とため息を漏らす。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材。