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ビッグサイトで毒グモ
- 2017/5/9
- 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
▲東新展示棟の外にある植栽で発見されたという
展示会に影響は無し
東京ビッグサイト(東京都江東区)で14日16時30分ごろ、特定外来種の毒グモ「セアカゴケグモ」1匹が見つかった。東新展示棟の外に設置された喫煙所付近の植栽で、警備員が発見した。同日中に殺処分し、施設周辺を消毒した。
同日は、日本食糧新聞社(東京都中央区)主催の「ファベックス2017」や、(一社)日本金型工業会(同文京区)の「INTERMOLD2017」などが開催されていたが、来場者にけがはなかった。
東京ビッグサイトは「すぐに業者を手配でき、大きな混乱なく処置できた。侵入経路はわかっていないが、周辺を消毒しても他には見つからなかったので、今後の展示会については通常通り開催されることになる」と話している。現在は館内に注意を促す看板を設置し、喚起を行っている。
セアカゴケグモはオーストラリアを原生地とするクモ。メスが毒を持ち、かまれると頭痛や筋肉痛などの症状が出る。2014年に都内で初めて発見されるほか、千葉市内などでも相次いで発見されている。展示会に影響がある場所で発見された場合、主催者が避難・中断などの責任を負うのが原則となるという。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。