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ホームレス生活で価値観が一変
- 2017/4/19
▲リブモ(東京都港区)の源侑輝社長
「実は昔、ホームレスになったことがある」と語るのは、シェアハウスや民泊の企画を行うリブモ(東京都港区)の源侑輝社長だ。
2013年に地元・北海道から上京してはじめて「ホームレスって本当にいるんだ」と衝撃を受けた源社長。地元ではホームレスを見ることもなく、実際にそうした人を見るまで実感が湧かなかったのだという。
彼らの姿に驚愕した源社長は、支援活動をするために自らホームレス生活を送ると決意した。1か月の生活費5000円だけを握りしめ、路上生活を開始したのだという。
真似事のつもりではじめたものの、ゴミを漁って食べ物を探すなど、徐々に本物のホームレスと違わぬ生活に染まっていった。1か月間の生活体験を終えるころには、すっかり考え方が変わったという。「三食食べられて働ける喜びを感じるようになった。今はこの経験を生かして、求職者向けのハローワークと提携したシェアハウスも企画している」と源社長は語る。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。