- Home
- 映像制作は絶好調 音楽の仕事もしたい
映像制作は絶好調 音楽の仕事もしたい
- 2017/3/29
大谷デザイン研究所(東京都千代田区)の映像制作部門を担当する青田康史代表は、元バンドマン。音楽活動の傍ら、趣味で音楽仲間の映像製作を引き受けていたら、いつしか本業になってしまった。社内の映像製作案件は、ほとんどは青田代表の管轄となるため、受注が重なると体にも負担がかかる。だが、そもそも好きで始めたものなので、仕事が辛くなることはほとんどない。
サインとプロジェクションマッピングを組み合わせた新商品が好調だが、本当は映像に音を重ねたいと考えている。だが、顧客から届く発注のほとんどは音無しの希望ばかり。サインを設置する場所が、企業の受付ロビーやエントランススペースが多いため、音を求められることが少ないのだ。「空間を飾るプロジェクションマッピングの映像に音が加わると、3次元の奥行きが一層深まるのですが、なかなか発注が来ませんね。一番やりたい仕事なんだけど」
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。