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スーパー経営の裏側語る 裏話続々で盛り上がるセミナ ー
- 2017/3/15
- スーパーマーケット・トレードショー, 展示会会場立ち話, 幕張メッセ, 流通・EC・店舗
▲(一社)新日本スーパーマーケット協会(東京都千代田区)の島原康浩事務局長
「共働きの女性が増えたことで、惣菜コーナーの売り上げが伸びている」と小売業界事情を語るのは、(一社)新日本スーパーマーケット協会(東京都千代田区)の島原康浩事務局長だ。雑談好きで、協会に長年勤める経験から知識をもとに、一旦話始めるとスーパー経営の裏話が止まらない。
たとえば、「生鮮コーナーと惣菜売り場は仕入れ先が違う。肉売り場では鮮度の高い国産肉しか置いていないスーパーでも、惣菜で使っている肉は海外の冷凍ものということがほとんど」。ほかにも、「世間では最近、何かと有機野菜が取り上げられることが多いが、実はスーパーではあまり売れていない。理由は価格が高いからか、正直なところ実態は定かではないが、野菜は足が早いのですぐに廃棄されてしまっている」のだとか。
2月に食品化学新聞社が開いた「ifia/HFE JAPAN」の出展者説明会でも業界事情を饒舌に語った。セミナーの依頼も多いらしく、業界の盛り上げに一役買っているようだ。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。