マタニティフィットネスの周知を拡大【主催者に聞く】

 
  • 2017/2/16
▲中尾淳さんは、妊婦やその家族が1日を過ごしたくなる企画づくりに奔走する

妊婦とその家族が1.5万人来場「マタニティ&ベビーフェスタ」

 「マタニティ&ベビーフェスタ」は、来場者約3万人のうち、妊娠中の女性とその家族が半数以上を占める。出展者にはベビー用品メーカーだけでなく、住宅メーカーや保険会社も名を連ねる。昨年は89社235コマの展示ブースが並んだ。

 主催の(一社)日本マタニティフィットネス協会(東京都目黒区)は、妊娠中の女性に適度な運動を指導する資格を持つインストラクターが2000人所属する団体だ。そのため、イベント会場では、協会が推奨するマタニティビクスや、マタニティヨガの体験コーナーが設置される。

 13回目となる今年は、イベントの原点に立ち返り、マタニティフィットネスの周知拡大に力を入れる。イベントを取り仕切る中尾淳は、テレビやラジオとの打ち合わせや、妊婦やその家族が1日を有意義に過ごすための企画作りに奔走する。

 32年前に協会を立ち上げた田中康弘理事長は、日本に無痛分娩を持ち込んだ産婦人科の専門医だ。当時、日本では「妊婦は動かず安静第一」という考えが産婦人科医の中でも主流だった。だが、健康な子供を出産するために、母親には適度な運動が必要との考えから、マタニティビクスを考案し、普及のために協会を設立した。

 所属するインストラクターの6割は助産師だ。また、運動の前夜にメディカルスタッフによる体調の確認が必要になるため、大半の会場施設は産婦人科に併設されている。インストラクターの資格は2年ごとに更新となる。


国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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