日本の食品輸出EXPO

開催概要
会期:10月10日(水)~12日(金)
会場:幕張メッセ
主催:リードエグジビションジャパン
共催:日本貿易振興機構(JETRO)
協力:農林水産省
出展者数:548社
来場者数:1万4697人
併催:ドリンクジャパン

海外から4000人

食品輸出に特化した展示会で、80カ国のバイヤーと日本の貿易商が一堂に会す。海外進出を目指す食品メーカー・商社の出展が多い。

政府は2019年に農林水産物・食品の輸出額を1兆円にするとの政府目標を掲げており、振興に力を入れる。今回も日本貿易振興機構と農林水産省の協力の下、海外から約4000人のバイヤーが参加、出展者も前回の304社から548社に増えた。

アジアの国はもちろん、オイルマネーで急成長するアゼルバイジャンからバイヤー30人が訪れるなど、さまざまな国の関係者が来場した。

日本の食品輸出EXPOどうだったの??
出展社に聞く『今回、どうだった?』
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日本罐詰(北海道河西郡)

意外な海外ニーズ見えた

目立ったのは台湾、香港、シンガポールからの来場者で、中でも台湾人が多かった。
カタールのバイヤーが枝豆を求めていたり、タイのバイヤーがデザートのトッピング用にコーンを探していたり、意外なニーズを知ることができたのは収穫だ。パッケージを海外向けにした。


友田セーリング(鳥取県境港市)

各国輸出入の実情知った

来場者は中国、シンガポール、台湾、香港、タイなど東南アジアの人が圧倒的に多く目立った。他にカナダ、ウクライナ、エジプトの人とも名刺交換することができた。輸出専門の展示会なので、他に比べて客層が全く異なる。
水産品はそれぞれの国によって輸出できる品目、できない品目に違いがあり、そのあたりの正確な情報を知ることができて良かった。海外のバイヤーと日本の貿易商、合わせて200人と出会えた。一定の手応えを感じているが、これからが本番だ。


ヒラオ(大阪府寝屋川市)

体制整備が課題

スモークサーモンの製造販売業者。来場者で目立ったのはシンガポール、香港、中国。またカナダ、米国、デンマークなどから引き合いがあった。意外だったのは、アゼルバイジャンからの来場者が結構いたことだ。初出展だが100人くらいと出会うことができ、中国、シンガポール、タイのバイヤーから受注する見通しだ。ただ、初めてのことで、海外バイヤーとの取引は直接はできず、国内の商社を通す必要がある。自社だけで対応が完結するよう、体制を整える必要があると感じた。


日本コーンスターチ(東京都港区)

海外バイヤーの反応を調査

トウモロコシ、デンプンなどの製造販売を手がける。台湾、上海、香港のバイヤーと良い話ができた。日本人も含めて100人ほどのバイヤーと知り合えた。
当社は輸出実績はないが、海外展開に向けて海外バイヤーの反応を知りたかったのでよい機会になった。


ミリオン(埼玉県さいたま市)

名刺交換1日で100件

海外のコンビニやスーパーに卸すバイヤーとつながれた。香港、台湾、シンガポールからの来場者が目立った。1日で約100人と名刺交換できた。一部は実際に取引につながりそうだ。

 


鈴木栄光堂(岐阜県大垣市)

商品パッケージのアドバイスも

今回は東南アジアや米国、カナダなどさまざまな国のバイヤーと出会うことができた。

国ごとに製品パッケージの色や形状について受けの良いデザインなどを教えてもらい、非常に有意義だった。業界の売れ筋商品や傾向も知ることができた。


信玄食品(山梨県甲州市)

ブース内で10件以上成約

アワビ製品の製造販売業者で、新商品開発を機に出展した。アワビは高級食材で、とくに日本製は海外受けがいい。香港、中国、シンガポールなど、アワビを食べる文化がある地域のバイヤーが多く訪れた。他の展示会に比べて本気度の高いバイヤーが多い印象だ。実際にブース内での商談で10件以上成約した。


ヘンタ製茶(鹿児島県霧島市)

海外メーカーから引き合いも

来場者は台湾が一番多く、フランス、イギリス、インドネシアなどもよく見かけた。
小売りだけでなく、海外の菓子メーカーからの引き合いも多かった。90枚前後名刺を交換して、5分の1くらいは良い商談ができそうだと期待している。また国内の出展者との商談も成立し、約500万円の売り上げが立った。
「FOODEX」と雰囲気は似ているが、今回はお茶パビリオンとしてお茶メーカーでブースを固められてしまったので、やりづらい部分もあった。


大橋珍味堂(滋賀県東近江市)

アジアのバイヤー多数

海産珍味の製造販売。台湾、中国、香港、タイのバイヤーが目立った。英語と中国語が話せるスタッフがおり商談しやすかった。
昨年知人のブースの手伝いでこの展示会に参加し、出展を決めた。「スーパーマーケットトレードショー」は国内市場向け、ここが最も商売しやすい。


山福(大阪府豊中市)

欧米のバイヤー増えた

前回は中華圏の来場者がほとんどだったが、今回は米国や欧州、豪州の人が増えた印象だ。70人くらいと名刺交換した。まだ海外のバイヤーと直接やり取りできるだけの社内の準備が整っていないので、最初のうちは国内の貿易商に間に入ってもらうしかないと分かった。
「FOODEX」は今回よりももっと大きなブースで出展し、試食も充実させるが、試食だけで終わってしまうケースが多い。今回のほうが商談につながりやすいようなイメージ。

出展者が挙げた競合展示会

スーパーマーケットトレードショー
2019/2/13~15 @幕張メッセ全館
主催:一般社団法人 全国スーパーマーケット協会

FOODEX JAPAN
2019/3/5~8 @幕張メッセ全館
主催:一般社団法人日本能率協会一般社団法人日本ホテル協会一般社団法人日本旅館協会一般社団法人国際観光日本レストラン協会公益社団法人国際観光施設協会
協賛:関連48団体(予定)

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