ベトナムの内需を狙え~チャットワーク&オカムラホーム~

ベトナムの内需を狙え~チャットワーク&オカムラホーム~

ベトナムに進出し、ベトナムを市場として狙う企業はもう珍しくない。彼らは平均年齢31歳、人口9270万人というベトナムで、経済が一気に拡大する前に現地に根付こうと種をまく。

営業担当4人を採用

チャットワーク(東京都港区) 堀江裕隆氏

SNSコミュニケーションツールのチャットワーク(東京都港区)は、2016年5月、ベトナムに進出した。営業対象を昨年から現地ベトナム企業に定め、今年4月にベトナム人スタッフを4人採用した。国民平均年齢31歳という若者が主役の成長市場を取り込むのが狙いだ。研修を終え、本格的な営業が今、始まるところだ。

進出当初は日系企業が中心だった。ベトナム事業においては、今も日系IT企業が顧客の8割を占める。それでも営業対象を現地企業に切り替えたのは、成長可能性の大きさを感じさせるからだ。

現地責任者を務める堀江裕隆氏はホーチミンの街中で成功を手にした地元超富裕層を目にする機会が増えたと感じる。同じ飲食店に居合わせてもとにかく羽振りが良い。「これがバブルか」と、自身の記憶にはないバブル景気の片りんを感じるという。若い世代と話すと、すぐに起業の話が出てきて、誰もが一獲千金を狙う勢いだ。

中心部からバイクで20~30分の新興住宅地では毎週ベトナム人向けのマンション販売会が開かれ、中心部では1平方メートル当たり50万円超えも珍しくない。

今は利益を出す気はない

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